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日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見で100曲を紹介

『恋のフーガ』 ザ・ピーナッツ ~ 突き刺さるイントロに、ゴジラを想う

突然の大音量にびっくりする。

 

今の言葉で言うと、「オーケストラヒット」*1に相当する音だろうが

当時にしてみれば

相当センセーショナルな音だったに違いない。

 

コンサートやレコードの冒頭で度肝を抜くには

まさにもってこい。

 

その鋭角的な2音と、

入れ替わり現れるティンパニーソロとの

繰り返しからなるイントロが印象的。

 

あまりにも攻撃的なため 

怪獣映画の曲のような印象を持ってしまう。

ピーナッツが映画「モスラゴジラ」に出演*2していたための

先入観からくるものかもしれない。(自分だけ?)

 

そういえば、作曲のすぎやまこういち*3は、

時代を下った1989年に「ゴジラビオランテ*4で音楽を担当していた。

Wikipediaによると、この印象的なイントロを作ったのは

編曲の宮川泰*5のようなので、

まあ、関係ないのかな。

 

 

歌詞の内容は、いっとき限りの恋。

切ない情景であるが、

このアレンジのおかげで

まるで大失恋劇のようになった。

 

 

・・・そんなことに思いをめぐらしている間に、

「♪パヤ パヤパヤ」といいながら、

あっという間にフェードアウト、終了してしまい

物足りなさを覚えて、ついついリピートしてしまうのだった。

 

  

名曲・聴きドコロ★マニアックス

「♪ 追いかけ↓ぇて 追いかけ↓ぇて」

「♪あの人↓ぉが 逃げて行↓ぅく」

と、言葉の本来の発音とは無関係なポルタメント*6が印象的。

 

意味が知りたい★ここんとこ 深読み&ななめ読み

「フーガ」

音楽の形式のひとつ。フーガといえば、バッハの『小フーガ・ト短調*7が有名。というかそれしか知らない。これはパイプオルガンといえば・・の代表曲。

ところで、この「恋のフーガ」ってば、これもフーガなのかな?恋の××シリーズの一つとして、言葉の響きをメインに選んだのだろう。

海堂尊の小説「チームバチスタの栄光」シリーズみたいなノリ*8だと思われる

 

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THE PEANUTS “THE BEST 50-50”

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恋のフーガ

恋のフーガ

 

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シングルジャケット/駿河屋より

作詞 なかにし礼、作曲 すぎやまこういち、編曲 宮川泰

1967年(昭和42年)8月10日、キングレコードより発売

 

歌詞はうたまっぷ

ザ・ピーナッツ/歌詞:恋のフーガ/うたまっぷ歌詞無料検索

 

曲にまつわる背景などはwikipediaにくわしい

恋のフーガ - Wikipedia

 

脚注

*1:General MIDI でいうと56番。印象的な重厚な鋭角音で、80年代のテクノ・ダンス系の曲で多用された。

*2:「♪モスラーやモスラ~」でおなじみ。ちなみにゴジラ映画の○○対××は、先に来る○○が勝者になる法則がある。

*3:当時、フジテレビの音楽ディレクターを経て作曲家として活躍。今ではドラゴンクエストの作曲家としておなじみ

*4:要するにこちらではゴジラの勝ち

*5:ザ・ピーナッツの親方

*6:弦楽器などで音を滑らかにつなぐことだが、歌唱でもこの表現で合っているのかどうか…よくわからん

*7:

小フーガ ト短調

フーガ ト短調(小フーガ) BWV.578

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*8:ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラルルージュの凱旋」「イノセントゲリラの祝祭」・・・と、カタカナ語+2字熟語で形成されるシリーズ小説