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日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見で100曲を紹介

『even if』平井堅 ~ 妄想を心に思う分には無害だが口にするとキモイ

女を酒に酔わせて、どうこうしようという妄想を抱くお話。

解説、おしまい!

  

いや、これで終わっては身も蓋もない。

もう少し具体的に内容を詰めていこう。

 

 

彼氏持ちの女友達。ひそかに思いを寄せる相手を

この主人公、どういう手を使ったか、

事前にリサーチしておいた雰囲気のいい店に誘い込んだまでは良いが、

ただいけない妄想にふけるばかりで、小心者ゆえに何もできない。という話。

解説、おしまい!!

 

 

 

・・・さて、キャンドルを照明にした

雰囲気のあるバーカウンターに腰を下ろし、飲みかわす二人。

「♪このバーボンと カシスソーダがなくなるまでは

              君は 君は僕のものだよね?」

遊び慣れた男なら、これくらいの軽口は

平気に口にしてしまうのかもしれない。

が、この主人公、頑として態度にあらわさないようだ。

 

心の中では、いつまでもそばに置いておきたいと願いつつ

「♪すべての言葉をまた飲み干して 君から目をそらし」たり、

終電が行ってしまうことを願いながらも、

「♪残りのバーボンを今飲み干して 時計の針を気にし」て

ああやっぱり間に合ってしまったか、と心の中で嘆きつつも、

おそらくは、ほっと安堵して

ちゃんと終電に間に合うように帰したりと。

 

 

ところで、このバーボンのくだりにおいて

巷では妙な誤解が生じているらしい。

直前のくだりが

「♪君もいっそ酔ってしまえばいい そして彼のことを忘れちゃえばいい」

から続いているため、

残りのバーボンを飲み干したのが「君」だという誤解だ。

 

バーボンを飲んでいるのが「君」ってことは、

「僕」が飲んでいるのは、ひょっとしてカシスソーダなの?と。

ここからさらに妄想が発展して、

バーボンを飲んでいる「君」は、実はいかつい男性であり、

平井堅扮する「僕」は、なよっとしながらも*1やっぱり男性だろうし、

「君」の「彼」も当然のように男性、

という恐ろしい三角関係の図が生まれている。

 

いやいや、何回も「♪このバーボン」って歌っているでしょ。

「僕」の飲んでいるのがバーボンだってば。

妄想というのは、げに恐ろしい。

 

 

可能性として、ちっとも酔ってくれない「君」に対し、

ちょっと飲んでみる?とばかりにバーボンを勧めたところ

あっさりと飲み干されてしまったというオチの可能性はなくはないが。

 

 

根性がないので自分からは決して手を出せないため、

あわよくば酔っぱらった彼女の方から、と

どうしようもなく遠回りで他力本願な手段に出るしかない。

しかし酔うのは自分ばかりで、「君」は酔っぱらってくれないようだ。

 

 

まさか一杯のバーボンで酔っぱらってしまったという話ではなかろう。

最初は「少しだけ」酔っぱらっていたのが、「かなり」酔っぱらうに至る。

時間経過もそこそこしている様子なので

ボトルで入れたバーボンを、一杯、また一杯と

飲み干すまで粘った話だろうか。そりゃ酔っぱらうだろう!

 

 

店のドアに鍵をかけて軟禁状態にしたうえで、

終電がなくなるまで粘って、彼女を手中にしようとする。

さもなくば時間よ止まってくれ!

そんな妄想を実行に移さなくてよかったねと、つくづく思う。

そしてこういう妄想は、口にされるとだいぶ引くから

ちゃんと心の中だけに届けておくように。

 

歌にして世に問うてはいけない。

 

 

 

名曲・聴きドコロ★マニアックス

古き良き時代の映画音楽、そんな感じに始まる、

R&B(アール・アンド・ビー もしくは リズム・アンド・ブルース)。

 

ところでこのR&Bの定義がよくわからない。

というよりも、旧来の黒人音楽をルーツとしたR&B

現代のR&Bがあまりに違いすぎて何が何だかわからない。

大人っぽいアレンジの曲をひっくるめてR&B

くくっているようにしか思えない。

 

自分の感覚的には電子ピアノの使い方や、全体の雰囲気から、

AOR(エー・オー・アール もしくは アダルト・オリエンテッド・ロック)

なんじゃないかと思っていたのだが、

このAORというのも、実ははっきりした定義のある

ジャンルじゃないことを知り愕然とする今日この頃。

 

ま、ジャンルなんて、実際のところ

どうでもいいんだけどね。(なげやりぎみ)

 

 

意味が知りたい★ここんとこ 深読み&ななめ読み

「even if」

英語で「たとえ~だとしても・・・」の意。

たとえ君が彼を思っていたとしても、僕は君のことを・・という意味か。

バックコーラスの英語でそんな感じのことを

歌っているように聞こえるが、うまく聞き取れない。

♪ I miss you, even if I wait you away

♪ I want you, even if you love someone else

前半はなんとなくしか意味が通っていないので

聞き間違いかもしれない。

 

 

amazonで現在入手可能な収録CD 11曲目/試聴可能
gaining through losing

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iTunes / 試聴も可能
even if

even if

  • 平井 堅
  • J-Pop
  • ¥250

 

data

even ifシングルジャケット/amazonより

作詞・作曲 平井堅、編曲 松尾潔

2000年(平成12年)12月6日、デフスターレコーズ2より発売

 

歌詞はうたまっぷ

平井堅/歌詞:even if/うたまっぷ歌詞無料検索

 

曲にまつわる背景などはwikipediaにくわしい

even if - Wikipedia

 

オリコン最高位3位(年間56位/2001年)

脚注

*1:このあたりは平井堅自身の風貌と歌い方に、こういう憶測を持たれる原因があるんだろうな