「♪与作は ペェ*1 を 切る~」
「♪対々和*2~」
「♪対々和~」
「♪(ンカァァァァァァ・・・・!!)」
おしまい。
意味が知りたい★ここんとこ 深読み&ななめ読み
「ヘイヘイホー」「トントントン」「ホーホー」
自分でいうのも何だが、本編内容があまりにひどいので*5、
ここでちょいと字数を稼いでみよう。
『与作』に数多く登場する擬音について、機織り音の「トントントン」以外
正直言ってかなり意味不明なため、何の学術的根拠もないが考察を加えてみたい。
「ヘイヘイホー」が、木を切るときの掛け声であることは想像に難くない。
勝手な想像ではあるが、おそらくは大木を切り倒すときの警戒の掛け声であろう。
山木立の中では、意外と言葉の通りが悪い。
人里離れて静寂なのかというと、必ずしもそうでもなく、
木々の風によるざわめきや、山からの反響音でかき消され、言葉が聞き取れないためだ。*6
そのため、登山中に落石を起こしたときにかける言葉「ラーク!」のように。
取り決めの短い掛け声を決めて、意思疎通する方が都合がよい。
ハ行の音を伸ばした音は、おそらく山の中で遠くまで通りやすいのだろう。
やまびこに対する「ヤッホー」然り、ヨーデルの「ヨーロレイヒー」然り。
猿たちの警戒音が「ホーゥ!ホーゥ!」だったりするのも、
ひょっとしたら、どこかにつながりがあるのかもしれない。
なお、どれもハ行の音の前に余計な前フリが付いているのは、その方が発声しやすいから。
やってみるとわかるが、いきなり「ホー!」というよりも
「ヤッ」と言った後に「ホー」と言った方が発声しやすいのだ。
遠くまでよく届く音が必須なのは、警戒音と、遠く呼び寄せる音。
女房が与作を呼ぶ声は「ホーホー」。女房はフクロウ?
フクロウの夫はフクロウ、フクロウは木こりではなく狩人。よって女房はフクロウではない。
ちなみに、常に擬音が繰り返されるのは、
こだま(やまびこ)の仕業である。
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※該当曲を聴ける保証はありません。
脚注
*1:ペェ:中国語読みで「北」のこと。北京と書いてペキンと読むのが一番なじみ深いと思う。
*2:対々和、通称トイトイ。麻雀の上がりの完成形のひとつで、同じ絵柄を3枚ずつ集めたもの。3枚目は人が捨てたものを横取りしながら揃えてもよい。
*3:単騎待ち:麻雀は基本的に何らかの並びの3枚組を4つ+2枚組を1つの組み合わせで作成する。最後に2枚組をつくるために、不揃いの1枚だけで完成の1枚を待つことを単騎待ちという
*4:ロン:相手の捨てた絵柄で、手を完成させること。ダブロン:捨てた絵柄により、同時に2人の人の手が完成すること。ダブロンを無効とすることもあるので、事前の確認が必要
*5:せめて鉛筆書きじゃなく清書しろよという話。