日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93 の検索結果:

『明日の行方』 Smile ~ 嘘と希望と逃避のはざまに

訥々と語るセリフからは、夢見るロマンチストを気取っているのかと思いきや、 実はすべて、主人公の現実逃避の言葉であることに気づいてからは、 いったい彼に何があったのか、気になってしょうがなくなってしまったのだ。 この主人公、とにかく明日が来るのが怖くてたまらないらしいのだ。 何があったんだろう?何をしでかしたんだろう? 想像しだすとなんだかとっても笑えてきてしまう。 たぶん真面目な歌なのに。 「♪名も知れない花になって 風に吹かれたい」 「♪走りまわる風になって 花びらを舞わせ…

『島唄』 ザ・ブーム ~ さとうきび畑、現代沖縄語訳

沖縄音楽の最大のヒットが、 このヤマトンチュ*1による『島唄』だったのは、 ちょっとした皮肉だったろうか。 しかし、 『ハイサイおじさん』*2(1976年/※試聴環境がないようです by)や 『すべての人の心に花を』(1980年/※試聴環境がないようです by)で、 喜納昌吉らが長年かけてコツコツと浸透させてきた沖縄音楽を 一気にポピュラーソングまで持って行った功績は大きい。 まるで様子窺いのように、最初に沖縄でリリースし、 局地的にヒットさせたあとで、ファンの要望にこたえる…