日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『Over』 Mr.Children ~ やれうつな まったく懲りないフラレ男たち哉

なんでだろう。フラレ男の歌がとっても好きな自分がいる。 といっても、好き好んでフラレ男のイジケっぷりを愉しんでいるわけではなく、 気づいたらその手の曲ばかりを好んで聴いていたことに、気づいただけだが。 過去にここで採り上げた曲の多くに、その傾向が見られることからもよくわかる。 どうも、やけっぱち気味に開き直っているのが好みのようだ。 具体例を挙げてみよう。 「♪別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワ…

『ルビーの指環』 寺尾聰 ~ たぶん、1拍目はアンタッチャブルなのだろう

ひとつひとつの要素を見ていくと、 まったくと言っていいほど、いいところが見当たらない。 終始低い声でぼそぼそ歌うし、 単調で盛り上がりに欠けるし、 未練たらたらの失恋ソングだし、 歌い手のビジュアルもいまひとつパッとしないし。 だのに、なぜここまで、「いい歌」となって さらに、2か月以上にわたってオリコン1位という大ヒットになったのか? 正直永遠の謎だ。 シングルジャケット/amazonより ルビーの指環寺尾 聰ニューエイジ¥250provided courtesy of i…

『勝手にしやがれ』 沢田研二 ~ カッコつけるが女々しさ全開

勇ましいタイトルや曲調と裏腹に、なんとも女々しい歌であることよ。 力強いピアノによるイントロ*1から導き出される ジュリー*2こと沢田研二の カッコよく歌いあげるストーリィは、、、、 出ていく女をタヌキ寝入でやり過ごす男。 女が出て行ってからむっくり起き上がり、 遠く去りゆく女に向かって、窓越しに「アバヨ」と声をかける。 しまいには夜中だというのに 派手に音楽をかけて朝までひとり残念会で現実逃避。 ・・・なんてカッコ悪いんだろう。 シングルジャケット/amazonより 勝手に…