時は、大航海時代。 何かの物語の主題歌ではないことが不思議なくらいな、 なんとも寓話的なシチュエーション。 それにしても視点が斬新。 主人公の役どころは、なんと「悪魔のささやき」。 自分が悪女と思われることもいとわず、むしろ余裕しゃくしゃくとばかりの口調で、 まるで子守歌でも聴かせるかのように、そしてすべてお見通しとばかりに、 ただ淡々と相手に語りかける。 人の心は、人が信じようとするより、はるかに儚はかなく、 誰もが心に弱さをかかえている。 だからあなたが誘惑に負けることが…
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