日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見で100曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

ロード の検索結果:

『One more time, One more chance』 山崎まさよし ~ 待ち人来たらず。だって待ち合わせていないので。

…ア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る HOME デラックスエディション(初回生産限定 CD+DVD) [ 山崎まさよし ]ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > ジャパニーズポップス > ロック・ポップス > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 4,932円 やっぱ生で聴きたい人は、ライブ・イベント情報&チケット ▼ 山崎まさよし ※該当曲を聴ける保証はありません。 脚注 *1:物語の途中から、影が描かれていないないのがその証拠のひとつ、だとか。 *2…

『YAH YAH YAH』 Chage&ASKA ~ 宗教勧誘と見紛うばかりのポジティブリード

… COMMUNICATIONS発売日: 2017/11/01メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る やっぱ生で聴きたい人は、ライブ・イベント情報&チケット ▼ Chage & ASKA(活動停止中) ▼ Chage ▼ ASKA ※該当曲を聴ける保証はありません。 脚注 *1:ジャニーズ系は試聴環境がほとんどない。 *2:セールスで成功したものの、非常にもったいねぇ。曲がかわいそうだ。 *3:日本語の歌詞に、こじつけの肉付けをしてストーリーを紡ぐ不埒な作業

『WOMAN』 アン・ルイス ~ 刺激的なコト言っちゃうし。難解なコトやっちゃうし。

てっきり昭和の歌だと思っていたが、案外平成の歌だった。 といっても昭和も明けたてホヤホヤの平成元年のこと。 イケイケに唸り上げるエレキギターのイントロに導かれ 飛び出した言葉は、「♪つわものどもが夢の跡だね」。 思いもかけず芭蕉の句が飛び出てきて、このギャップがなんともおもしろい。 言うまでもなく、松尾芭蕉『奥の細道』より奥州平泉での句 「夏草や兵どもが夢の跡」からきている。 奥州藤原氏や源義経らの栄枯盛衰の故事を知ってか知らずか、知らずか知らずか、 恋を戦場と捉えて、終わっ…

『涙のリクエスト』チェッカーズ ~ 呪いの言葉を隠したリクエスト

ウルフルズにとってのそれは、 古きよきロックンロールに、現代の演奏テクニックを導入することであり、 ゆずにとってのそれは、 古きよきフォークソングに、ポップスのリズムを導入することであり、 チェッカーズにとってのそれは、 古きよきロカビリーに、少年の青さを導入することだったのだと思う。 いずれもオールドスタイルの楽曲を下敷きにしつつ、 それにひと味加えることで確固たる地位を築いた面々だ。*1 古きを知る人にはノスタルジイを、知らぬ人には見知らぬ新鮮さをあたえるが、 多くの人に…

『駅』 竹内まりや ~ 別れても好きな人、にならなくて本当によかったと思う

メロディーを無視して伴奏だけ聴いていると、 なんだかものすごく不穏な空気が流れていることに気付く。 ドッド、、、、ドッド、、、と、 ゆっくり迫りくるようなバスドラムの音や、 時折不協和音のように1拍だけ挟まれる、違和感のあるコードなど、 まるで謎めくのサスペンスシーンのBGMのようで、 明るい声質の竹内のボーカルが無ければ、 かなり違う印象の曲になっていたことだろう。 思うにこれは、主人公の「後ろめたさ」を表現しているものなのではないか。 別れてからの「2年の月日が変えたもの…

『虹と雪のバラード』トワ・エ・モワ ~ おおらかな時代の、希望に満ちた色とりどりの夢物語

生まれるよりも前の話なので、まったく世代ではないのだが、 個人的にオリンピック・ソングといえばこれ。 なんと言っても、歌詞に「オリンピック」が出てくるではないか。 ・・などというつもりはないが、 権利関係がややこしい現代では、歌詞にもタイトルにも 「オリンピック」と付けることはほぼ不可能になってしまった。 そんな不寛容でせち辛い現代において、 1972年の札幌五輪を記念して作られたこの曲は もうその点だけで、なんとも微笑ましいと感じてしまう。 シングルジャケット/amazon…

『B・BLUE』 BOØWY ~ Bの意味するところ。考える人の数だけ答えはある

“作者のもっとも言いたかったことは何か?” というかなりの無茶問題が、しばしば国語のテストに見受けられる。 「知るかボケ」 が最も適切かつ適格な答えだと思うが、 今も昔もそんな答えは許されないようなので テストに於いてはそれっぽい回答を用意しなくてはいけない。 「それっぽい回答」というのが重要で、 要はいかに大多数の人を納得させられる答えを用意できるか それだけがいわゆる正解に導くポイントだ。 つまりは多数決理論。 「作者」が決して人格破綻者ではなく 一般的な思考の持ち主であ…

『appears』 浜崎あゆみ ~ ぜいたくな悩みだよね。本人は深刻なんだろうけども

曲の終盤にあらわれる、しつこいぐらいの念押しが 主人公の今の心のありようを物語っている。 「♪まるで全てが そう、まるで何もかも全てが 全てのことが」 曲の進行を捻じ曲げてまで、 しつこく、しつこく、しつこく。 「♪うまくいっている かのように 見えるよね」 第三者の視点のように言っているけど、 ここでいう「恋人たち」はもちろん主人公とその彼氏のこと。 うまくいっているハズなのに、 当然のごとく発生する波風はあるものの ほんとうに順調に日々を重ねて行っているハズなのに どこま…

『今宵の月のように』 エレファントカシマシ ~ 醒めつつも前向き、な感じがカッコイイと思うお年頃

街灯もまばらな夜道。 妙に輪郭のはっきりとした自分の影を足元に見つけ 思わず背後を振り仰ぐと、そこには ぽっかりと満月が浮かんでいたりする。 月の光って意外と明るいんだよね。 いつか、今夜の月のように光り輝くんだ、という なんだか少し遠慮がち聞こえる『今宵の月のように』の歌詞も そんなに悪い目標でもないんじゃないか思える瞬間だ。 そう思って聴くと、 「♪くだらねぇと呟いて 醒めたツラして歩く」とか、 「♪いつまでも続くのか 吐き捨てて寝転んだ」とかいう ブッキラボー*1でヤサ…

『Hello, Again ~昔からある場所~』 /My Little Lover ~ 君と、僕と、冒険心と、ほんの少しの郷愁と。

詩と、小説との一番の大きな違いは、 周囲の状況や、登場人物が誰であるか、 そういったことが具体的に語られないところにあると思う。 小説だったら、光景がぱっと眼前に浮かぶような風景の描写から始まり、 名指しで書かれた主人公が、いま何をしている、 そんなところからスタートする。 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。 向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。」(『雪国』川端康成) 一方、詩においては 登場人物が名…

『KNOCKIN' ON YOUR DOOR』 L<->R ~つたなさがにじむ青い応援歌

「♪あのきむにゅどぅ~」 いや、言えてないし(笑)。 個人的に、テレビの音楽番組というものを全く見ないため、 歌は知ってても、誰のなんていう曲か まったく知らないなんてことがざらにある。 L<->Rとかいう妙な名前のバンド*1の、 「Knokin' on your door」というタイトルの曲が存在することは なんとなく知ってはいたが、 曲とタイトルが結びついたのは何年も後になってからのこと。 タイトルから勝手に、ボブ・ディランの 『Knokin' on Heaven's D…

『恋の予感』 安全地帯 ~ 恋に臆病な女は、キレイになる必要ないはずなのに。

ブラームスの交響曲第4番*1を彷彿とさせる 2音による構成が、何とも言えず物悲しい。 行間を読む、というか、 休符に込められた意味までも、感じ取れと求めてくるようだ。 なぜ・・・なぜ? 第三者による問いかけのようにも見えるが、 おそらくは、自らへの問いかけだろう。 「♪なぜ、あなたは、キレイに、なりたい、の?」 シングルジャケット/駿河屋より 恋の予感安全地帯J-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞 井上陽水、作曲 玉置浩二、編曲 星勝 …

『わかれうた』 中島みゆき ~ 私小説的な物語。お笑いの自虐ネタではありません。

ねぇよ! 反射的に突っ込みたくなるくらい強烈な、 そんな問いかけから歌はスタートする。 「♪みちに倒れて 誰かの名を 呼び続けたことは ありますか?」 すごいね、これ。 名作と呼ばれる小説の多くは、 その書き出しが最も印象的だったりするが それらに勝るとも劣らぬ書き出しだ。 シングルジャケット/amazonより わかれうた中島みゆきJ-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞・作曲 中島みゆき、編曲 福井崚・吉野金次 1977年(昭和52年)…

『津軽海峡・冬景色』 石川さゆり ~ もはや条件反射。津軽海峡行きは上野発。

暗転した舞台に、三味線と鼓による 『天城越え』(1986年/※試聴環境がないようです by)のイントロに導かれ スポットライトを浴びた、石川さゆり登場。 途中、新曲や、持ち歌以外のスタンダードを交えつつ、 『能登半島』(1977年/※試聴環境がないようです by)のようなヒット曲や 『ウイスキーが、お好きでしょ』(1991年/※試聴環境がないようです by)などの小品をからめて、 ラストにこの『津軽海峡・冬景色』を持って来れば 熱心なファンじゃなくても、お客さん皆大満足なこと…

『花嫁』 はしだのりひことクライマックス ~ 来ちゃった(てへぺろ)。もしやそんな嫁入りか!

小気味よい軽やかなリズムに乗せて 異様なほど伸びやかなボーカルが紡がれる。 そして歌詞を見て驚く。 これだけ?*1 そう。たったこれだけの文章。 シングルジャケット/駿河屋より 花嫁はしだのりひことクライマックスポップ¥250provided courtesy of iTunes 作詞 北山修、作曲 端田宣彦・坂庭省悟、編曲 青木望 1971年(昭和46年)1月10日、東芝音楽工業より発売 オリコン最高位2週連続1位(年間7位/1971年) 歌詞はうたまっぷへ:花嫁 はしだの…

『帰って来たヨッパライ』 / ザ・フォーク・クルセイダーズ ~ 元ネタいくつ、みつけられるかな?

巡り合わせの妙とはいえ、 実はこの曲がオリコン史上初のミリオンセラー。 といっても、それまで100万枚売れた曲がなかったわけではない。 オリコンが集計を開始した1968年以降で最初、というだけのものだが、 選りによってしょっぱながこれ。 ・・・なんて幸先のいいスタートなんだだろう! 別に皮肉でもなんでもなく、 エンターテイメントとしての音楽、 もっとくだけた言い方をすれば 細かいことなんか抜きにして楽しもうや、という まさに音楽の原点をついた出来事だったと思う。 小難しい音楽…

『星のフラメンコ』 西郷輝彦 ~ 情熱的とは程遠く。なんとも消極的なフラメンコ

なぜに? 「♪好きなんだけど 離れてるのさ 遠くで星を見るように」 なぜに? 「♪好きなんだけど 黙ってるのさ 大事な宝隠すように」 なんという消極さ! 情熱的なはずのフラメンコ*1に乗せて 「♪壊したくない 無くしたくない」 同じ内容の歌詞を、言葉を替えつつ繰り返し、 「♪だ・か・ら」 奥ゆかしいを通り越して、 くどくどと言い訳じみている。 なのに、どこかカッコつけているのが大変イタい。 シングルジャケット/amazonより 星のフラメンコにしきの あきらJ-Pop¥250…

『夏祭り』 whiteberry ~ 実のところ一発の花火だって打ちあがってはいないのだ

甘えるような猫なで声が、歌詞と相まって、 幼さの残る年頃の、恋物語を引き立てている。 男目線の歌を女性がボーカルをとることで、 さらに主人公たちの幼さを連想させる。 たぶん、中学生くらいなんだろうな。 「♪友達見つけて離れて歩いた」 男女二人っきりでいるところを見られて からかわれるのが嫌。そんな年頃。 実に初々しいね。 キャッチ―なメロディなので、老若男女問わず楽しめるけど、 決して当事者である年代向けの歌ではないと思う。 いい大人が、かつての淡い恋心を思い出して しみじみ…

『So Young』 The Yellow Monkey ~ げにイエモンは感嘆符がよく似合う。

あぁしまった!そうだった! と関西弁で叫んでいるようにしか聞こえないが、 「そぉや~ん!!」こと、So Young。 The Yellow Monkeyの曲を ああ、これ凄くいいな、と最初に思った曲。 弟の持っていたベストアルバムに入っていた この曲をきっかけに、時代をさかのぼるようにイエモンを聴くようになったのだから、 我ながらどんくさいというか、時世に疎いに程がある。 シングルジャケット/amazonより SO YOUNGTHE YELLOW MONKEYJ-Pop¥25…

『硝子の少年』 Kinki Kids ~ 現役の少年に少年時代を振り返らせるナンセンス

歌い出しに現れる無音の瞬間にゾクっとくる。 曲の随所にみられる、 こういう“古臭い”テイストがこの曲のキモ。 古臭いといっても、世代を超えた大昔ではなく、 ひとりの人間が、ふと余裕をもって 振り返ることができる程度の過去。 雰囲気からして、おおよそ10年くらいさかのぼった、 つまりはこの曲の1997年からみた10年前、 87年前後のテイストではないかと思う。 シングルジャケット/駿河屋より 硝子(ガラス)の少年 (カラオケ Originally Performed By Ki…

『そばかす』 Judy and Mary ~ イイ思い出になるには、ちと時間が足りない模様

何とも奔放なギターが、ある種ほほえましい。 YUKIのヘタウマ*1なボーカルの後ろで、ちょこまかと動き回るさま*2は、 テレビ中継のレポーターの後ろのほうで、映り込もうと跳びはねる悪ガキどものようだ。 リズムとか音程とか本当にこれでいいの? と疑ってしまいそうなトリッキーな演奏だが、 いやいやどうして、要所要所でメロディーにガッチリ 噛み合っていて、邪魔になっていない。 こんなにノイジーなのに。 雑音に聞こえて、無いほうがいいんじゃないの? なんて思ったりもするが、多分無いと…

『君がいるだけで』 米米クラブ ~ 移り気男の本命アピールタイム。そう、例えば、、、

おそらく本人たちも意図せぬままに、 トップまで登り詰めてしまった偉大なるマイナー、米米クラブ*1。 この歌にしても、もしかすると 元々はトレンディー路線のポップスに対するパロディだったのかもしれない。 例えば、『君がいるだけで、心が強くなれる』 なんてフレーズ、スゴくそれっぽいじゃん? みたいなノリの。 シングルジャケット/amazonより 君がいるだけで米米CLUBJ-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞・作曲 米米CLUB、編曲 中村…

『少年時代』 井上陽水 ~ 憧れを覚えていますか。いいえ忘れたことにしました。

和製ボブ・ディラン、といえば吉田拓郎のことだが、 いやいや和製ディランであれば、むしろ 井上陽水のことだろう、と常々思っている。 どうやら自分の持つボブ・ディランのイメージと 世間の持つボブ・ディランのイメージに隔たりがあるらしい。 自分のイメージするディランといえば 偉大なる詩人先生、であり、 あの崩した歌い方はその次の特徴であるからだ。 シングルジャケット/amazonより 少年時代井上陽水J-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞 井…

『未来予想図II』 ドリームズ・カム・トゥルー ~ シンプルで強い夢は、きっとかなう。

…る気だったのか。 『ロード』(The 虎舞竜/1993年)じゃあるまいし。 意味が知りたい★ここんとこ 深読み&ななめ読み 「卒業してから もう3度目の春」 当時バイクでの送り迎えだったのが、3年後には車に変わっている。 学年をダブっていたり、無免で運転していたのでなければ、 バイクは16歳以上、自動車は18歳以上のため、 少なくとも中学ではなく、高校以上の卒業を指している。 いやしかし、よく考えると相手の男は年上という可能性もあるな。 「今はルーフからの星を見ながら走ってる…

『大きな玉ねぎの下で』 爆風スランプ ~ 純粋な少年が大人になる、通りゃんせ通りゃんせ

…CD(のMP3ダウンロード) 5曲目/視聴可能 しあわせアーティスト: 爆風スランプ出版社/メーカー: Sony Music Direct(Japan)Inc.発売日: 2013/10/23メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る 脚注 *1:似たような例に、エレファントカシマシの宮本浩次などがいる *2:これって実はすごいテクニックだ! *3:年齢を表す記述は見当たらないが、定期持ってるからおそらく中学生ではなく、スレていない感じからたぶん大学生でもない。…

『北ウイング』 中森明菜 ~ 鳴り響く不協和音は、破局の予感か

サビでは、力強く。 そしてそれ以外の部分では、囁くように。 遠い町に行ってしまう恋人に、 一緒に来て欲しいと言われたものの、一度は断ったのだろう。 しかし後悔と未練は募るばかりで断ち切れない。 すべてを捨てて、かつての恋人のもとへと旅立つ。 中森明菜の変幻自在のボーカルに歌われる 大まかな筋はそんな内容だが、 要所要所がルー化*1しているために要点がつかみにくい。 シングルジャケット/amazonより 北ウイング中森明菜J-Pop¥250provided courtesy o…

『探偵物語』 薬師丸ひろ子 ~ 連想ゲームの時間です。お題は「とまどい」

詩といい、メロディといい かなり映像的な曲だと思う。 「♪あんなに激しい潮騒が あなたの後ろで黙り込む」 激しく波音を立てていた海が、 ひとりの人物を映しだした瞬間に、無音の世界に変わる。 「♪夢で叫んだように唇は動くけれど 言葉は風になる」 激しく何かを叫んでいるが、何を言っているのかは聴こえない。 聴こえるのは、ただ風の音だけ。 イメージがひしひしと沸いてくるが、 映画の方は見たことないので、 実際にはどういうシーンで使われたのかは知らない。 たぶん全然違うのだろうと思う…

『越冬つばめ』 森昌子 ~ 美しく歌うツバメ男は何にあらがうのか

おそらく一生のうちに一度も訊かれることは無いだろうが、 もしも、「演歌で最も美しい曲は」と問われたとしたら 迷わずにこの曲を選ぶ。 「♪ヒュールリー ヒュールリーララー」 森昌子のよく通る声による、寂しげなメロディが 実にキャッチ―で印象的。 このフレーズはツバメの啼き声として歌われているが、 実際つばめはこんな啼き方しない。 おそらく冬の風の音を、寂しげなつばめの啼き声と重ねているのだろう。 越冬つばめ。 渡り鳥であり、本来冬にいないはずの 南に還りそびれた、はぐれツバメ。…

『冬のリヴィエラ』 森進一 ~ さわやかな森進一はお好きですか?

演歌とは何か、という問いの解のひとつに、 「演歌歌手が歌っているうた」という、 本末転倒しているくせに言い得て妙、な答えがある。 演歌というのは非常に厄介な分類で、 メロディーやリズムといった、音楽上の特徴から、 ジャンルを分けることが困難なのだ。 コブシを効かせている、とか、 感情を歌い上げる、とか、 そういう印象面での分類であると認識している。 そういった意味でも、「演歌歌手が歌ううた」という 分類法が、演歌にとって一番適切なジャンル定義となるのだろう。 しかし待て。 こ…

『聖母たちのララバイ』 岩崎宏美 ~ この子守歌はテンションが高すぎて眠れやしない

…のは除く *2:ララバイ:イタリア語で子守歌の意 *3:いわゆるパクリ *4:思いついたフレーズが、実はどこかで聴いて刷り込まれていたものだった *5:わが敬愛なるジョージ・ハリスンは『マイ・スウィート・ロード』(1970年/※試聴環境がないようです by )が 盗作騒ぎで訴えられた時には、結局裁判で負けたが最後まで争っている。 このときは、第3者が、賠償金をとるために曲の権利を買い取って訴えたのだから 非常にたちが悪い *6:山梨県の町の名前。ワインとブドウと、扇状地で有名