日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『聖母たちのララバイ』 岩崎宏美 ~ この子守歌はテンションが高すぎて眠れやしない

…ア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る ゴールデン☆ベスト 岩崎宏美 [ 岩崎宏美 ]ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > ジャパニーズポップス > ロック・ポップス > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 1,637円 やっぱ生で聴きたい人は、ライブ・イベント情報&チケット ▼ 岩崎宏美 ※該当曲を聴ける保証はありません。 脚注 *1:一般的なヒット曲の中では、の話。ほとんど知られていないけど自分は大好き、というようなものは除く *2:ララバイ:イタ…

『防人の詩』 さだまさし ~ エキサイティング・クエスチョンズ

…08/06/25メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る 天晴〜オールタイム・ベスト〜 [ さだまさし ]ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > ジャパニーズポップス > ロック・ポップス > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 3,517円 やっぱ生で聴きたい人は、ライブ・イベント情報&チケット ▼ さだまさし ※該当曲を聴ける保証はありません。 脚注 *1:文字で書くと変だな。さだらしい。 *2:今でいう自衛隊だな。ただし志願兵ではなく徴兵だが。

『異邦人』 久保田早紀 ~ タマゴが先か、ニワトリが先か。(いや、クボタサキだ)

…ブタイトルに「シルクロードのテーマ」と ついていたことを知ってからだと思う。 そのとおりイントロからの演奏は実に中東的だ。 終始演奏を引っ張っているストリングスもそれっぽいし、 ズンチャカチャッチャ、ズンチャカチャッチャ、というリズムや、 メロディーを追いかけて補完するようなクラリネットの旋律、 寂しげに掻き鳴るペルシャの琴*1などが エキゾチックにいろどりを添えている。 だのに、自分がこの曲に対して 元々おぼろげに持っていた印象は そんなエキゾチックなものではなかった。 似…

『ビューティフル・ネーム』 ゴダイゴ ~ beautifulは、うつくしいではなく、すばらしいなんだ。

これは小学校か何かで習ったような覚えがある。 音楽の教科書ではなく、小さな歌本のような 副読書に載っていた気がする。 その時には、こんな絶妙にノリの良い歌だとは、思いもよらななかった。 オリジナルの『ビューティフル・ネーム』は 「♪きょうも こどもたちは ちいさな手を ひろぉげて」 「♪呼びかけよう なまぁえを すばらしい なまぁえを」 歌いだしを除いて、ことばの2文字目に拍子の頭(アクセント)がある。 これがまるで、いわゆるヨコ乗り、 裏拍にアクセントがあるような効果を生み…

『かもめが翔んだ日』 渡辺真知子 ~ よーいドンで始まる、全速力競争

…発売日: 2014/04/01メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る 渡辺真知子 ゴールデン☆ベスト [ 渡辺真知子 ]ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > ジャパニーズポップス > ロック・ポップス > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 1,900円 やっぱ生で聴きたい人は、ライブ・イベント情報&チケット ▼ 渡辺真知子 ※該当曲を聴ける保証はありません。 脚注 *1:もしくはハープシコード? *2:バイオリンをはじめとする弦楽器の一団のこと

『勝手にしやがれ』 沢田研二 ~ カッコつけるが女々しさ全開

勇ましいタイトルや曲調と裏腹に、なんとも女々しい歌であることよ。 力強いピアノによるイントロ*1から導き出される ジュリー*2こと沢田研二の カッコよく歌いあげるストーリィは、、、、 出ていく女をタヌキ寝入でやり過ごす男。 女が出て行ってからむっくり起き上がり、 遠く去りゆく女に向かって、窓越しに「アバヨ」と声をかける。 しまいには夜中だというのに 派手に音楽をかけて朝までひとり残念会で現実逃避。 ・・・なんてカッコ悪いんだろう。 シングルジャケット/amazonより 勝手に…

『あずさ2号』 狩人 ~ 鉄道ファンとハモりフェチに永く愛されるマニアな歌

…ア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る プレミアム・ベスト 狩人 [ 狩人 ]ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > ジャパニーズポップス > ロック・ポップス > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 2,057円 やっぱ生で聴きたい人は、ライブ・イベント情報&チケット ▼ 狩人 ※該当曲を聴ける保証はありません。 脚注 *1:もちろんジョークだろうけど、かなり本音と見た *2:主旋律に和音を与えるパート。必ずしもメロディーの下をなぞるわけではなく、メロ…

『落陽』 山田パンダ ~ 知る人ぞ知るパンダの足跡は、カリスマに踏み潰された

誰でも知っている、当然。 ・・と思っていたことが、 ふとした拍子に、実は誰も知らなかったことを知る、 なんてことが時々ある。 それはドラマだったり、漫画、ゲーム、映画、 ファッション、また子供時代の遊びに至るまで ありとあらゆるところに存在する。 自分の周りでは一大ムーブメントだったはずなのに、 後になって、ほかのコミュニティーで話題に出したところ、 まるでそんな存在自体がなかったかのような、 あっても「そういえば、そんなこともあった気がする」程度の 反応が返ってきて、正直ヘ…

『ペッパー警部』 ピンク・レディー ~ 過去記憶の捏造は、果たして曲による洗脳なのか

時々びっくりするのだけれど、 自分の記憶にある年代と、この記事を書くために調べて分かった年代に 結構なギャップがあることがある*1。 『ペッパー警部』 幼少のころにテレビで見た記憶があるために 事細かに覚えているのだと思っていたが、 どうやら世代的に、リアルタイムで見てはいないようだ。 テレビで懐かしの映像などを見ているうちに、 その強烈なインパクトとともに 刷り込まれてしまったものなのだろう。 wikipediaの記述を見て、そうそう、曲の最後、 「♪ペッパー警部よッ! ジ…

『なごり雪』 イルカ ~ まだ季節は春じゃない、旅立ちはもう少し先のはず

本当に、恋人もしくは恋人未満同士の別れのうた、なのだろうか? 本来男目線だった歌を、女性であるイルカがカバーして歌うことで、 その違和感はさらに深まってしまった。 おそらくは表題曲と同時に発表された、同じく伊勢正三作詞・作曲の 『22才の別れ』(かぐや姫/1974年/※試聴環境がないようです by)*1と シチュエーションを重ね見てしまっている影響も大きいのではないか思う。 青春最後の時期の恋人同士の 別れを歌った歌のように思われている節がある。 ・・・果たしてそうなのだろう…

『東京』 マイ・ペース ~ 東京東京うるさいんだよう

『東京』の名をタイトルに冠した歌は数多くあれど、 個人的にもっとも好きな曲がこれ。 連呼すればいい*1ってもんでもないが 「東京」という言葉の繰り返し頻度でも、とびぬけて群を抜いている。 おそらく遠距離恋愛という言葉も定着していなかった時代だろう。 遠く離れた東京で暮らす恋人に思いめぐらすこの曲は、 印象的なフルートの音色で始まる。 淡々としたメロディーの中、東京、東京、とひつこく繰り返しているうちに 感極まったように切なく力強いサビに突入し、 最後はどのパートがメロディーラ…

『タイムマシンにおねがい』 / サディスティック・ミカ・バンド ~ 時代に早すぎたギターサウンド

初めてパフィーを聴いた時の、激しいまでの既視感は、 これだったのかもしれない。 当時は、shampoo*1などとの類似性が言われ、 どこか腑に落ちないままに、ああ確かに、と半ば納得していたが、 まさかそこから20年以上もさかのぼったところ*2に 既視感*3の源が転がっているとは思わなかった。 それにしてもこの表題曲、今日、今の時代にリリースしても なんら違和感のない曲だと思う。 ましてや、パフィーの曲と嘘紹介をしても信じる人がいるんじゃないかな? 現代においてもちょくちょくテ…

『たそがれの銀座』 黒沢明とロス・プリモス ~ 数え歌になり損ねたかムード歌謡

やがて日本のポピュラー・ソングの王道がロック・ポップス*1に移り代わり、 その傍流としてフォーク*2やニュー・ミュージック*3が台頭してきた頃。 従来の古いタイプのうたは「歌謡曲」という新たなジャンル名を頂戴して、 独自の進化を遂げていった。 その中に、「ムード歌謡」という名を与えられた枝葉的なジャンルが発生した。 大雑把に定義するならば、ラテンのリズム*4に乗せて、 コーラスグループが歌う歌謡曲を指すものということになる。 ムード歌謡は、歌詞の内容でさらに2系統に分けられ、…

日本百名曲 -20世紀篇- ~ はじめに。

…はなく病死)のは本望か *4:infoseekでやっていた。放置した挙句、サーバーも消滅。 *5:数十秒程度だが、CD視聴はイントロから、ダウンロード販売の視聴では曲の中ごろからが多く、通してではないがワンコーラス分聴けることが多い *6:引用の範囲は法律によって決まっているらしい。ワンコーラス丸々の引用は当然アウト *7:最初に決めるのは時間かかってめんどくさいしね *8:売る側が良い曲だと認めている→シングルリリース曲をメインとするつもり *9:童謡や学校教育むけの歌の類