日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見で100曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『与作』北島三郎 ~ 実はこれが描きたかっただけだったりする。

「♪与作は ペェ*1 を 切る~」 「♪対々トイトイ和ホゥ*2~」 「♪対々トイトイ和ホゥ~」 *3 「♪(ンカァァァァァァ・・・・!!)」 *4 おしまい。 シングルジャケット/amazonより 与作千昌夫J-Pop¥250provided courtesy of iTunes これは千昌夫によるバージョン 作詞・作曲 七澤公典、編曲 池多孝春 1978年(昭和53年)3月25日、日本クラウンより発売 オリコン最高位25位(年間75位/1979年) 歌詞はうたまっぷへ:与作…

『駅』 竹内まりや ~ 別れても好きな人、にならなくて本当によかったと思う

メロディーを無視して伴奏だけ聴いていると、 なんだかものすごく不穏な空気が流れていることに気付く。 ドッド、、、、ドッド、、、と、 ゆっくり迫りくるようなバスドラムの音や、 時折不協和音のように1拍だけ挟まれる、違和感のあるコードなど、 まるで謎めくのサスペンスシーンのBGMのようで、 明るい声質の竹内のボーカルが無ければ、 かなり違う印象の曲になっていたことだろう。 思うにこれは、主人公の「後ろめたさ」を表現しているものなのではないか。 別れてからの「2年の月日が変えたもの…

『アメリカン・フィーリング』 サーカス ~ 滑川市民に告ぐ!今こそ立ち上がれ!

なぜだ。なぜなんだ。 昔からずっと疑問だった。 誰も気づかないのか。 気づいていても馬鹿らしくてやらないのか。 それとも著作権者の許可が下りないのか。 それとも実はやったけど不発だったのか*1。 富山県、蜃気楼で有名な魚津市の隣に、滑川なめりかわという市がある。 日本海に面し、ホタルイカの水揚げで有名な港町だ。 もうずいぶん昔のことになるが、ゴールデンウイークをちょっと外した時期だったと思う。 富山県を訪れた際、深夜の観光ホタルイカ漁に参加しようとした。 船着き場前の駐車場に…

『上を向いて歩こう』 坂本九 ~ ハヒフヘホ母音が生んだ日本発の奇蹟

楽曲自体、それほど突出した印象のものとは思わないけれど、 これを挙げないわけにはいかない。よね? 後にも先にも、全米の総合シングルチャートで 1位を獲得したことのある日本の曲はこれだけなのだから。 ビルボード誌3週連続1位、年間13位という、 どういう奇蹟が起こったんだかわからないくらいのビッグな結果を残している。 米国でのタイトルは、これまたなぜか『SUKIYAKI』。 うまそうだからか? しかも、日本語の歌詞そのままでトップをとったというから恐れ入る。 身近なところ、日本…

『虹と雪のバラード』トワ・エ・モア ~ おおらかな時代の、希望に満ちた色とりどりの夢物語

生まれるよりも前の話なので、まったく世代ではないのだが、 個人的にオリンピック・ソングといえばこれ。 なんと言っても、歌詞に「オリンピック」が出てくるではないか。 ・・などというつもりはないが、 権利関係がややこしい現代では、歌詞にもタイトルにも 「オリンピック」と付けることはほぼ不可能になってしまった。 そんな不寛容でせち辛い現代において、 1972年の札幌五輪を記念して作られたこの曲は もうその点だけで、なんとも微笑ましいと感じてしまう。 シングルジャケット/amazon…

『B・BLUE』 BOØWY ~ Bの意味するところ。考える人の数だけ答えはある

“作者のもっとも言いたかったことは何か?” というかなりの無茶問題が、しばしば国語のテストに見受けられる。 「知るかボケ」 が最も適切かつ適格な答えだと思うが、 今も昔もそんな答えは許されないようなので テストに於いてはそれっぽい回答を用意しなくてはいけない。 「それっぽい回答」というのが重要で、 要はいかに大多数の人を納得させられる答えを用意できるか それだけがいわゆる正解に導くポイントだ。 つまりは多数決理論。 「作者」が決して人格破綻者ではなく 一般的な思考の持ち主であ…

『appears』 浜崎あゆみ ~ ぜいたくな悩みだよね。本人は深刻なんだろうけども

曲の終盤にあらわれる、しつこいぐらいの念押しが 主人公の今の心のありようを物語っている。 「♪まるで全てが そう、まるで何もかも全てが 全てのことが」 曲の進行を捻じ曲げてまで、 しつこく、しつこく、しつこく。 「♪うまくいっている かのように 見えるよね」 第三者の視点のように言っているけど、 ここでいう「恋人たち」はもちろん主人公とその彼氏のこと。 うまくいっているハズなのに、 当然のごとく発生する波風はあるものの ほんとうに順調に日々を重ねて行っているハズなのに どこま…

『花葬』 L'Arc~en~Ciel ~ 失われたものは美しいが、残ったものはただの無残

ラルクことL'Arc~en~Cielの存在自体は 結構早い段階から認識していた。 というのも、うちの弟が地元*1ミュージシャンの黒夢とセット(?)で インディーズのアルバムCDやビデオを所持していたためだが、 それらのジャケットの雰囲気のせいだろう バンドや楽曲自体に興味を持つことはなかった。 その後、バンドがメジャーになっても個人的にはさほど興味を持つことはなく ーもっとも、ラルクに限らず歌い手自体に関心を持つことがほとんどないのだが 過ごしてきた。 そしてどういうわけか、…

『今宵の月のように』 エレファントカシマシ ~ 醒めつつも前向き、な感じがカッコイイと思う年頃

街灯もまばらな夜道。 妙に輪郭のはっきりとした自分の影を足元に見つけ 思わず背後を振り仰ぐと、そこには ぽっかりと満月が浮かんでいたりする。 月の光って意外と明るいんだよね。 いつか、今夜の月のように光り輝くんだ、という なんだか少し遠慮がち聞こえる『今宵の月のように』の歌詞も そんなに悪い目標でもないんじゃないか思える瞬間だ。 そう思って聴くと、 「♪くだらねぇと呟いて 醒めたツラして歩く」とか、 「♪いつまでも続くのか 吐き捨てて寝転んだ」とかいう ブッキラボー*1でヤサ…

『田園』 玉置浩二 ~ 本当にみんないるのかな。自分だけはじかれてない?

『田園』という、本文中にカケラも登場しないタイトルもさることながら 歌詞にしたって、結論として何が言いたいのか正直よくわからない。 難しい言葉なんて全く使われていないのに。 「僕」は、石ころを蹴飛ばし、夕陽に泣き、 陽だまりの中、がむしゃらに走る。 「君」は、夜空見上げて、星に祈り、 そろばんはじいて、頭を抱える。 「あいつ」は、油にまみれて、黙り込み、 空っぽのミルク瓶に、タンポポを挿す。 「あの娘」は、仕事ほっぽらかして、頬づえつき、 道を外れちゃって、途方に暮れる。 「…

『名もなき詩』 Mr.Children ~ プライドを捨てきれていないのは、自分。

なんでこの歌には名前が無いんだろう。 そんな本質とは離れた、比較的どうでもいいことを深く考え始めると 思考はドツボにはまっていく。 名前がない状態というのには いくつかパターンがあると思う。 ひとつは、まだ名前が付けられていない状態。 出生届を出す前の赤ん坊のような状態。 『吾輩は猫である』の猫のような状態。 いつか名付けられるであろうが、未だ決定せず、の状態。 ひとつは、まだ名前を知らない状態。 「♪どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている」月光仮面状態。 名乗る…

『Hello, Again ~昔からある場所~』 /My Little Lover ~ 君と、僕と、冒険心と、ほんの少しの郷愁と。

…y Little LoverJ-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞 小林武史、作曲 藤井健二&小林武史 1995年(平成7年)8月21日、トイズファクトリーより発売 オリコン2週連続1位(年間6位/1995年) 歌詞はうたまっぷへ:Hello,Again〜昔からある場所〜 MY LITTLE LOVER 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索 曲にまつわる背景などはwikipediaにくわしい:Hello, Again 〜昔からある場所…

『KNOCKIN' ON YOUR DOOR』 L<->R ~つたなさがにじむ青い応援歌

「♪あのきむにゅどぅ~」 いや、言えてないし(笑)。 個人的に、テレビの音楽番組というものを全く見ないため、 歌は知ってても、誰のなんていう曲か まったく知らないなんてことがざらにある。 L<->Rとかいう妙な名前のバンド*1の、 「Knokin' on your door」というタイトルの曲が存在することは なんとなく知ってはいたが、 曲とタイトルが結びついたのは何年も後になってからのこと。 タイトルから勝手に、ボブ・ディランの 『Knokin' on Heaven's D…

『恋の予感』 安全地帯 ~ 恋に臆病な女は、キレイになる必要ないはずなのに。

ブラームスの交響曲第4番*1を彷彿とさせる 2音による構成が、何とも言えず物悲しい。 行間を読む、というか、 休符に込められた意味までも、感じ取れと求めてくるようだ。 なぜ・・・なぜ? 第三者による問いかけのようにも見えるが、 おそらくは、自らへの問いかけだろう。 「♪なぜ、あなたは、キレイに、なりたい、の?」 シングルジャケット/駿河屋より 恋の予感安全地帯J-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞 井上陽水、作曲 玉置浩二、編曲 星勝 …

『わかれうた』 中島みゆき ~ 私小説的な物語。お笑いの自虐ネタではありません。

ねぇよ! 反射的に突っ込みたくなるくらい強烈な、 そんな問いかけから歌はスタートする。 「♪みちに倒れて 誰かの名を 呼び続けたことは ありますか?」 すごいね、これ。 名作と呼ばれる小説の多くは、 その書き出しが最も印象的だったりするが それらに勝るとも劣らぬ書き出しだ。 シングルジャケット/amazonより わかれうた中島みゆきJ-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞・作曲 中島みゆき、編曲 福井崚・吉野金次 1977年(昭和52年)…

『津軽海峡・冬景色』 石川さゆり ~ もはや条件反射なり。津軽海峡といえば、上野発。

暗転した舞台に、 三味線と鼓による『天城越え』(1986年/※試聴環境がないようです by)の カッコいいイントロに導かれ スポットライトを浴びた、石川さゆり登場。 途中、新曲や、持ち歌以外のスタンダードを交えつつ、 『能登半島』(1977年/※試聴環境がないようです by)のようなヒット曲や 『ウイスキーが、お好きでしょ』(1991年/※試聴環境がないようです by)などの小品をからめて、 ラストにこの『津軽海峡・冬景色』を持って来れば 熱心なファンじゃなくても、お客さん皆…

『帰って来たヨッパライ』 / ザ・フォーク・クルセイダーズ ~ 元ネタいくつ、みつけられるかな?

巡り合わせの妙とはいえ、 実はこの曲がオリコン史上初のミリオンセラー。 といっても、それまで100万枚売れた曲がなかったわけではない。 オリコンが集計を開始した1968年以降で最初、というだけのものだが、 選りによってしょっぱながこれ。 ・・・なんて幸先のいいスタートなんだだろう! 別に皮肉でもなんでもなく、 エンターテイメントとしての音楽、 もっとくだけた言い方をすれば 細かいことなんか抜きにして楽しもうや、という まさに音楽の原点をついた出来事だったと思う。 小難しい音楽…

『星のフラメンコ』 西郷輝彦 ~ 情熱的とは程遠く。なんとも消極的なフラメンコ

なぜに? 「♪好きなんだけど 離れてるのさ 遠くで星を見るように」 なぜに? 「♪好きなんだけど 黙ってるのさ 大事な宝隠すように」 なんという消極さ! 情熱的なはずのフラメンコ*1に乗せて 「♪壊したくない 無くしたくない」 同じ内容の歌詞を、言葉を替えつつ繰り返し、 「♪だ・か・ら」 奥ゆかしいを通り越して、 くどくどと言い訳じみている。 なのに、どこかカッコつけているのが大変イタい。 シングルジャケット/amazonより 星のフラメンコにしきの あきらJ-Pop¥250…

『高原列車は行く』 岡本敦郎 ~ 日本のフニクラ・フニクラ、というわけではないらしい

「♪穿こう 穿こう 鬼のパンツ!」 のとんでもない邦訳(というより替え歌か?)でもおなじみの 『フニクラ・フニクラ』*1と同じような、 観光PRソングだとばかり思っていたが、 どうも違うらしい。 また、歌のモデルとなった鉄道は、 かつて長野県の軽井沢と群馬県の草津を結んだ 草軽軽便鉄道だと思い込んでいたが、 それもどうも違うらしい。 なんだか、調べるほどに思い込みと勘違いだらけだったことに気付く。 『フニクラ・フニクラ』にも通じるアルペン風の曲調と、 「牧場」「白樺林」「山越…

『東京ラプソディ』 藤山一郎 ~ 華やかさの裏に忍び寄る影

そもそもラプソディとは何ぞや、 という疑問が先に立つ。 ラプソディといえば、この1936年の『東京ラプソディ』をはじめ、 『ボヘミアン・ラプソディ』(クィーン/1975年/※試聴環境がないようです by) 『新しいラプソディ』(井上陽水/1986年/※試聴環境がないようです by) 『ラプソディ・イン・ブルー』(DA PUMP/1998年/※試聴環境がないようです by)*1 など、古今東西に冠する曲は数あまたあれど、 その意味するところはあいまいではなんだかよく判らない。 …

『東京音頭』 小唄勝太郎・三島一声 ~ 1932年生まれ、今なお現役。20世紀最大のヒット曲

「♪ハァ~」で始まる曲は数多くあれど、 その最高峰に位置し、いまだに盆踊りの代表曲であるこの曲は、 なんと1933年(昭和8年)のリリース。 三味線と小太鼓、合いの手の掛け声という、お座敷唄の様式をベースに、 太鼓と管弦楽伴奏を加えて音に厚みを持たせている。 まさに、ザ・音頭といった趣。 というより、この東京音頭が、「音頭」というジャンルを ひとつのジャンルとして確立させたといった方が正しいのかもしれない。 振り付けなんか全然知らないけど、 この曲が流れてくれば思わず小躍りし…

『夏祭り』 whiteberry ~ 実のところ一発の花火だって打ちあがってはいないのだ

甘えるような猫なで声が、歌詞と相まって、 幼さの残る年頃の、恋物語を引き立てている。 男目線の歌を女性がボーカルをとることで、 さらに主人公たちの幼さを連想させる。 たぶん、中学生くらいなんだろうな。 「♪友達見つけて離れて歩いた」 男女二人っきりでいるところを見られて からかわれるのが嫌。そんな年頃。 実に初々しいね。 キャッチ―なメロディなので、老若男女問わず楽しめるけど、 決して当事者である年代向けの歌ではないと思う。 いい大人が、かつての淡い恋心を思い出して しみじみ…

『花火』 aiko ~ 泣いてまで諦めなければいけない恋とはいったい何か

つまりは、この「花火」っていうのは、 恋心のことなんだな。たぶん。 理由はわからないけど、 どうしてもあきらめなければいけない恋。 「♪夏の星座にぶら下がって 上から花火を見下ろして」 一歩引いた位置から俯瞰するように、客観的に自分の恋心を眺めてみた。 「♪確かに好きなんです 仕方ないんです」 恋している。間違いなく。こればっかりは否定できない。 「♪涙を落として火を消した」 やっぱりやめよう。現実的に考えて、泣く泣く恋をあきらめた。 「♪バイバイバイ・・・」 と恋心に別れを…

『So Young』 The Yellow Monkey ~ げにイエモンには感嘆符が似合う。坊やだからさ!

あぁしまった!そうだった! と関西弁で叫んでいるようにしか聞こえないが、 「そぉや~ん!!」こと、So Young。 The Yellow Monkeyの曲を ああ、これ凄くいいな、と最初に思った曲。 弟の持っていたベストアルバムに入っていた この曲をきっかけに、時代をさかのぼるようにイエモンを聴くようになったのだから、 我ながらどんくさいというか、時世に疎いに程がある。 シングルジャケット/amazonより SO YOUNGTHE YELLOW MONKEYJ-Pop¥25…

『硝子の少年』 Kinki Kids ~ 現役の少年に少年時代を振り返らせるナンセンス

歌い出しに現れる無音の瞬間にゾクっとくる。 曲の随所にみられる、 こういう“古臭い”テイストがこの曲のキモ。 古臭いといっても、世代を超えた大昔ではなく、 ひとりの人間が、ふと余裕をもって 振り返ることができる程度の過去。 雰囲気からして、おおよそ10年くらいさかのぼった、 つまりはこの曲の1997年からみた10年前、 87年前後のテイストではないかと思う。 シングルジャケット/駿河屋より 硝子(ガラス)の少年 (カラオケ Originally Performed By Ki…

『そばかす』 Judy and Mary ~ イイ思い出になるには、ちと時間が足りない模様

何とも奔放なギターが、ある種ほほえましい。 YUKIのヘタウマ*1なボーカルの後ろで、ちょこまかと動き回るさま*2は、 テレビ中継のレポーターの後ろのほうで、映り込もうと跳びはねる悪ガキどものようだ。 リズムとか音程とか本当にこれでいいの? と疑ってしまいそうなトリッキーな演奏だが、 いやいやどうして、要所要所でメロディーにガッチリ 噛み合っていて、邪魔になっていない。 こんなにノイジーなのに。 雑音に聞こえて、無いほうがいいんじゃないの? なんて思ったりもするが、多分無いと…

『誰より好きなのに』  古内東子 ~ 男女の親友関係が成立ってのも、あやふやなものだ

せつない内容の歌なのに、なんだかオシャレ。 ピアノを中心として、ベース、ギター、ドラムスといった アコースティック*1の楽器をそろえ、 トランペットを中心にしたブラスアンサンブルと ストリングスで、“大人な感じ”を演出している。 個人的にはストリングスと、キラキラした音の鳴る楽器*2は 正直余計だったかなと感じるが、 装飾の少ないこの曲においては、 ヒット性を生み出す上で必要だったのかもしれない。 シングルジャケット/駿河屋より 誰より好きなのに古内 東子J-Pop¥250p…

『Love Phantom』 B'z ~ 自身の作り出した亡霊に振り回され自暴自棄になるお話

B'zの松本孝弘というギタリストは、 自分で作曲とアレンジを行っていて、 かなりのテクニックを誇示しているクセに、 なぜか、一歩引いている印象を受ける。 自己顕示が少ないんじゃないかと。 わかる人にだけわかってもらえれば、OK。 少なくともレコードでは、そういう印象を受ける。 『Love Phantom』でも、最初に爆音から駆け上がるような ギターを響かせたと思うと、あっという間に ほかの音に吸い込まれて背後にそっと引っ込んでしまう。 そして、稲葉浩志のボーカルが始まると、 …

『君がいるだけで』 米米クラブ ~ 移り気男の本命アピールタイム。そう、例えば、、、

おそらく本人たちも意図せぬままに、 トップまで登り詰めてしまった偉大なるマイナー、米米クラブ*1。 この歌にしても、もしかすると 元々はトレンディー路線のポップスに対するパロディだったのかもしれない。 例えば、『君がいるだけで、心が強くなれる』 なんてフレーズ、スゴくそれっぽいじゃん? みたいなノリの。 シングルジャケット/amazonより 君がいるだけで米米CLUBJ-Pop¥250provided courtesy of iTunes 作詞・作曲 米米CLUB、編曲 中村…

『花咲く旅路』 原由子 ~ 花びらの紫色は人生の色

ときはまだバブル景気を引きずっているころ。 すべてが浮かれまくって 「♪24時間戦えますか?」なんて歌が流行った時代だが、 (『勇気のしるし』(牛若丸三郎太*1/1989年/※試聴環境がないようです by)) どういうわけかこの時代は、ノスタルジックな曲が特に目立つ。 浮かれすぎた反動か、あるいは 余裕があると人は過去を振り返りたがるのか。 「♪遥かなる空の果て 想い出が駆け巡る なだらかな このなだらかな 名前さえ知らない坂だけど」 10年おきぐらいにいろんなCMソングに採…