日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『バン・バン・バン』 ザ・スパイダース ~ 脳内ババンバンがとまらない!

グループサウンズの東の雄、ザ・スパイダースと言えば、 その現役時代の足跡の大きさもさることながら、 解散後、元メンバーたちが音楽のみならず才能を発揮し、 もはや元スパイダース、という肩書すら不要になったほどの錚々たるメンツ揃いで、 その後の元メンバー活動を列挙しただけでも、 この稿だけではとてもとても足りなくなってしまう。 ごく簡単に、露出度の高そうな順に元メンバーを列挙してみよう。 いまだにテレビの第一線で、司会やタレント、俳優として活躍する堺正章。 ソロの代表曲は『さらば…

『夏を待ちきれなくて』 TUBE ~ 覆水盆に還らず、という言葉を知らんのか。

いいよ、君が望むなら別れよう。 だけどまたすぐに恋人同士に戻れるさ! もうすぐ夏がやってくるからね! 「♪サヨナラから始めよう 燃えるような恋してみよう」 「♪もう一度やり直せそう 夏を待ちきれなくて」 ポジティブ・シンキングにもほどがある。 何の悪気もなく、あっけらかんとピュアな笑顔を浮かべて。 ストーカーじゃないんだけど、ストーカーよりずっとタチが悪い。 こんな考え方をする相手に捕まったら、もう逃げられない。 どうやら、覆水盆に還らずという言葉を知らんらしい。 そんな相手…

『So Young』 The Yellow Monkey ~ げにイエモンは感嘆符がよく似合う。

あぁしまった!そうだった! と関西弁で叫んでいるようにしか聞こえないが、 「そぉや~ん!!」こと、『So Young』。 頑なまでに日本語にこだわり、最後まで英単語のひとつも使わず*1に 絞り出すように、ラストにしてようやく叫んだ英語でもある。 チャラチャラしたカッコだけの英語とはわけが違う。(と思う) The Yellow Monkeyの曲を、ああ、これ凄くいいな、と最初に思った曲。 弟の持っていたベストアルバムに入っていた。 この曲をきっかけに、時代をさかのぼるようにイエ…

『太陽が燃えている』 ザ・イエロー・モンキー ~ ないはずの説得力がある骨太サウンド

まったくの個人的観点から言わせてもらうが、 バンド・サウンドのベストはイエモンだと思う。 おそらく意識的に超高音と重低音を排除し、 中低音の音域にどっかと腰を据えた骨太のサウンドに、 話し言葉のような日本語を載せている。 そのせいだろう、歌詞カードがなくても 何をしゃべっているのか割合はっきりと聞き取れる。 そう、歌っているというよりは喋っているような感覚。 そして、これは意識しているわけではないと思うが、 アクセントがおかしくなるくらいであれば、 平然とリズムや旋律を変えて…