歌い出しに現れる無音の瞬間にゾクっとくる。 曲の随所にみられる、そういう"古臭い"テイストが、この曲のキモだったりする。 古臭いといっても、世代を超えた大昔ではなく、 ひとりの人間が、ふと余裕をもって振り返ることができる程度の過去。 どこかで見聞きしたことがある、という知識としての過去ではなく、 実体験として、身をもって覚えている、過去だ。 雰囲気からして、おおよそ10年くらいさかのぼった、 つまりは表題曲のリリース年である1997年からみた10年前、 1980年代中盤のテイ…
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