百名曲
どこで覚えたのかはとんと記憶がないが、 昔からこのメロディーは知っていた。 表題曲をそれとして最初に認識したのは 1992年のサントリーの烏龍茶のコマーシャル*1が最初だったと思う。 中国語で唄われたこのCMは当時ちょっとした話題となり、 調子に乗って…
柳の下にドジョウはウジャウジャといたようで、 前年の『スーダラ節』が、ヒットの勢いを得て映画化*1し、 さらにつづけての映画『ニッポン無責任時代』の主題歌(のひとつ)となったのがこれ。 つづけて、といっても実際は間にもう2作映画があるらしいが、…
サラリーマン哀歌の元祖ともいえる楽曲だが、 その突き抜けるまでの能天気なアレンジと歌唱が、 根底に流れる暗さを微塵も感じさせない、 浮かれた、酔いの境地に似た空間を醸し出している。 サビは、脱力を無限に発する 「♪スーイ スーイ スーダラダッダ ス…
フランク永井による、ダンディーな低音の響きと 松尾和子の、色っぽく艶やかでかすれ気味の声による 掛け合いデュエット。 じれったいまでに、タメのきいた伴奏と これまた演奏以上にじれったい、二人のオトナな会話。 それをひと言でいうなら、ムーディ。 …
「♪死んだハズだよ お富さん」 元ネタは歌舞伎*1らしい、と知ったのは最近のこと。 人の女に手を出したチンピラが、女ともども半殺しの目にあって、 命からがら逃げだして自分だけ生き延びたと思っていた。 しばらくのち、 当の女は誰かに囲われていて、いい…
『♪ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ そ~れ、それそれ お祭りだァ!』 このフレーズときたら、いつの時代になっても おもわず使ってみたくなるモノらしく、 90年代の『お祭り忍者』(忍者/1990年/試聴はこの先から)や 21世紀に入っての『…
「♪右のポッケにゃ夢がある、左のポッケにゃチューインガム」 美空ひばり主演の同名映画を見たことはなくとも、 ズボンのポケットに手を突っ込んで歌う、子役時代のひばりの映像とひっくるめて 表題曲を記憶している人が、多いのではないだろうか。 まさに自…
あえていうまでもなく、長崎での戦災をテーマにした曲。 直接的に原爆を指す表現は一切出てこないものの、悲痛な歌詞とメロディーに、誰もがそれを連想せざるをえない。 曲調も、歌詞も、歌声も、何もかもが、重苦しい雰囲気を醸し出している。 とても、とて…
表題曲をはじめて知ったのは、どういうわけか夢路いとし・喜味こいし*1の漫才だった。 小学生のころだったと記憶しているが、TVやラジオの演芸番組*2、今でいうお笑い番組を片っ端からカセットテープに録音し、ダブルカセットのラジカセ*3を駆使してCMや前振…