日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』 / ダウン・タウン・ブギウギ・バンド ~ 果たして、歌である 【リマスター版】

果たしてこれは、歌なのだろうか。
草創期に散々物議をかもした「ラップ」のほうが、はるかに歌らしいではないか。

ラップミュージックには、メロディーラインはなくても、リズムに乗った言葉がある時点で、はるかに歌であるといえる。
一方、表題曲ときたら、タイトルコールである「♪港のヨーコヨコハマヨコスカ~」のコーラス部分以外には、歌唱にメロディーラインも、リズムもない。
ただただセリフがあるだけだ。
ベースのリフに乗って、強面のニイちゃん、ネエちゃんの「証言」が延々と綴られていく。


主人公は、「ヨーコ」という水商売の女のコの足跡をたどって、横浜、横須賀と港町を訪ね歩く。
1年前の足跡から始まって、半年前、3か月前、たった今まで、と着実に近づいていくけれど、なかなかたどり着けない。
そしてどこへ行っても、「ヨーコ」との関係を訊かれる。

「アンタ、あのコのなんなのさ」


うわーかっこええ。
なんだなんだ、何が起こってんだこれは。


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