それにしても、なんて美しい曲だろう。 印象的な前奏から、一抹の寂しさを伴って胸にしみてくる。 『想い出の渚』(ザ・ワイルド・ワンズ/1966年/※試聴環境がないようです by)の稿でふれたように、 夏のうたがノスタルジィ*1であるのならば、 秋のうたはというと、ロンリネス*2だろうか。 同じ回想でも、秋の歌は懐かしさよりも寂しさが先立つような気がする。 主人公は、目かくし鬼さんの遊びに参加しているのではなく 窓越しに聞こえてくる音を頼りに、秋の情景を見ているようだ。 病床にで…
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