日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『Bye For Now』 T-BOLAN ~ 照れ隠しのコツは、トコトンカッコつけるべし

くだらない駄洒落でしかないと、自分でもわかっているのだが、 いけないと思いつつ、どうしても頭をよぎってしまう、連想してしまう、 そんなフレーズが多々ある。 歌詞に「別れ」という言葉があれば、 それは半ば自動的に「ワカメ」という言葉に脳内変換され、 一瞬で曲を台無しにしてしまう。 この曲の導入部分に当てはめれば、 「♪素敵な別れさ 出会いの未来があるから」という前向きな別離で始まるはずが 脳内では「♪素敵なワカメさ~」と、生のワカメにほおずりせんばかりに、 最高の笑顔を見せる男…

『夏を待ちきれなくて』 TUBE ~ 覆水盆に還らず、という言葉を知らんのか。

いいよ、君が望むなら別れよう。 だけどまたすぐに恋人同士に戻れるさ! もうすぐ夏がやってくるからね! 「♪サヨナラから始めよう 燃えるような恋してみよう」 「♪もう一度やり直せそう 夏を待ちきれなくて」 ポジティブ・シンキングにもほどがある。 何の悪気もなく、あっけらかんとピュアな笑顔を浮かべて。 ストーカーじゃないんだけど、ストーカーよりずっとタチが悪い。 こんな考え方をする相手に捕まったら、もう逃げられない。 どうやら、覆水盆に還らずという言葉を知らんらしい。 そんな相手…

『夏の日の1993』 class ~ 時代の粋を集めたバカップルの一発屋ソング

よくぞ名付けたり、『夏の日の1993』 これで1993年の夏のヒット曲でなければ もはや嘘を通り越してペテンである。 ピンク・レディー『カルメン'77』(1977年/※試聴環境がないようです by)、 中森明菜『十戒(1984)』(1984年/※試聴環境がないようです by)、 本田美奈子『1986年のマリリン』(1986年/※試聴環境がないようです by)、 hitomi『LOVE2000』(2000年/※試聴環境がないようです by)などなど、 リアルタイムの年を冠した曲…

『想い出の渚』 ザ・ワイルドワンズ ~ 日本人の夏はノスタルジィでできている

夏のうたがノスタルジックになったのは、いつからなのだろうか。 夏の歌といえば、大人も子どもも恋人も、 夏だぜ海だぜ騒ごぜイエイ、てな開放的な感じではなく、 夏の日の思い出を、優しく、ときに切なく歌い上げる曲が 日本の歌には特に多い気がする。 「♪麦わら帽子はもう消えた 田んぼの蛙ももう消えた それでも待ってる夏休み」 『夏休み』(よしだたくろう/1971年/※試聴環境がないようです by)、 「♪胸元が揺れたら 雫が砂に舞い 言葉もないままに あきらめの夏」 『夏をあきらめて…