日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『夏祭り』 whiteberry ~ 実のところ一発の花火だって打ちあがってはいないのだ

甘えるような猫なで声が、歌詞の青さと相まって、 幼さの残る年頃の、恋物語を引き立てている。 男目線の歌を女性がボーカルをとることで、さらに主人公たちの幼さを連想させる。 たぶん、中学生くらいなんだろうな。 「♪友達見つけて離れて歩いた」 男女二人っきりでいるところを、目撃されてからかわれるのが嫌。 なんとも初々しい、そんな年頃。 キャッチ―なメロディなので、老若男女問わず楽しめるけど、 決して当事者である年代向けの歌ではないと思う。 いい大人が、かつての淡い恋心を思い出して、…

『想い出の渚』 ザ・ワイルドワンズ ~ 日本人の夏はノスタルジィでできている

夏のうたがノスタルジックになったのは、いつからなのだろうか。 夏の歌といえば、大人も子どもも恋人も、 夏だぜ海だぜ騒ごぜイエイ、てな開放的な感じではなく、 夏の日の思い出を、優しく、ときに切なく歌い上げる曲が 日本の歌には特に多い気がする。 「♪麦わら帽子はもう消えた 田んぼの蛙ももう消えた それでも待ってる夏休み」 『夏休み』(よしだたくろう/1971年/※試聴環境がないようです by)、 「♪胸元が揺れたら 雫が砂に舞い 言葉もないままに あきらめの夏」 『夏をあきらめて…

『お祭りマンボ』 美空ひばり ~ 出来すぎちゃったネタフリ

『♪ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ そ~れ、それそれ お祭りだァ!』 このフレーズときたら、いつの時代になっても おもわず使ってみたくなるモノらしく、 90年代の『お祭り忍者』(忍者/1990年/試聴はこの先から)や 21世紀に入っての『ダンシング!夏祭り』(10人祭/2001年/※試聴環境がないようです by )にも 手を変え品を変え、組み込まれていたりする。 ノリノリだもんねぇ。フレーズがおもわず口について出てしまうほどに。 しかしその内容はというと、祭り…