10代の頃、どういうわけかこの曲が大のお気に入りだった。 サウンドだけでなく、この歌詞世界にしてやられていたような気がする。 くだけた口調で、無限とも錯覚できる世界の大きさと、人生の可能性を語る、 そのアベコベさにだ。 「♪半人前が いっちょ前に 部屋の隅っこ ずっと見てやがる おぅ メシも食わず 生意気なヤツだ」 感情移入したのは、なぜかオヤジの方。 10代の身空で、息子がいるはずもなく、 結婚相手どころか恋人の影すらもなかった時分なのに。 ところが実際、子をもって知ったこ…
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