日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『道標ない旅』永井龍雲 ~ 空の向こうにあったはず。まだ見ぬ遥かなフロンティア

世界の広さと、地球の鼓動が感じられるような、 雄大で、のびやかな旋律と、希望をのせたメッセージ。 こういう歌がヒットチャートに乗らなくなって、 もうずいぶん経つように思う。 というより、それは一過性のブームだったのかもしれない。 ジャンルを表わす総称*1が名付けられなかったことが原因かもしれないが、 その多くは1970年代に集中しており、 やがて80年代の浮かれた雰囲気に埋没していってしまった。 大海原や大空の向こうにある世界へと、風や翼に乗って飛んでいく、 それは逃避行や自…

『大都会』 クリスタル・キング ~ 底辺の現実にも、希望あふれる壮大な歌

最初に現れたきり、その後なかなか登場しないサビを待ちわびているうちに、 いつしかBメロのハーモニーの魅力の虜になってしまった。 ロングのカーリーヘアー、田中昌之と、 パンチパーマ+サングラスのムッシュ吉崎の ツインボーカルをメインに据えたバンド、 クリスタルキング。 そのビジュアルの異様さから、 アニメ「北斗の拳」の主題歌の話が来るなど 当時からほぼイロモノ扱いのバンドであった。 また、『大都会』のインパクトがあまりにも強すぎたせいで 一発屋のレッテルを貼られ、損な立ち位置に…