日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

二村定一 の検索結果:

『恋心』相川七瀬 ~ ワールドミュージック風無国籍が、騒々しく沈黙を歌う

…、アラビアン風に、 二村定一『アラビヤの唄』(1927年/※試聴環境がないようです by ) 西田佐知子『コーヒー・ルンバ』(1961年/※試聴環境がないようです by ) 久保田早紀『異邦人』(1979年/※試聴環境がないようです by ) 中森明菜『Sand Beige -砂漠へ-』(1985年/※試聴環境がないようです by ) ああ、やっぱり際限がなくなってきてしまった。 このままインドを回って中国へ行く予定だったが、この辺でやめとこう。 機会があればどこかで続くとし…

『銀座カンカン娘』高峰秀子 ~ 「銀座」は残った 柳とともに いつまでも

…落男』(1929年/二村定一)の回で触れたとおりだが、 この『銀座カンカン娘』はというと、驚くべきことに 一語たりとも死語というものがないように見える。 「カンカン娘」という造語 ーーおそらくはイマドキの若い女性たちの総称として名付けた、 特にこれといった意味のない雰囲気名称と思われる*1ーーはともかくとして、 それ以外登場する語句は、今でも普通に使用されるものばかりだ。 言い回しに文語調の古めかしい表現が見受けられるが、 なに、映画や小説に限らず、現代の物語でもそんな表現は…

『洒落男』二村定一 ~ 流行は廃れる危険を考慮しないと、すぐに意味不明になる

… 『アラビヤの唄』(二村定一・天野喜久代/1928年/※試聴環境がないようです by※これも近年のカバー) 『蒲田行進曲』(川崎豊・曽我直子/1929年/※試聴環境がないようです by※これも近年のカバー) 『山の人気者』(中野忠晴/1934年/※試聴環境がないようです by※どれも近年のカバー) など、今聴いても大変ご機嫌な曲の数々を念頭に置いていた。 しかっし、しかし、大変困った事態になってしまった。 あろうことか、目星をつけたあれもこれもどれもそれも外国の曲のカバーであ…