日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

加山雄三 の検索結果:

『真冬の帰り道』 ザ・ランチャーズ ~ 大人になれない大人が、地団駄を踏むか、否か。

…どの角度から見ても、加山雄三の楽曲そのもので、 知らずに聴くと、加山雄三の若いころの作だと言われれば 間違いなく騙されるであろうほど、加山雄三色が濃い。 その実は、加山雄三*1のバックバンドのデビュー曲というから、さもありなん。 イントロから終始流れる12弦ギターの響きが実に印象的で、 ちょっと面白いことに、たぶん3弦だか4弦だかの低音のほうの弦がちゃんと鳴っていない。 (こういうのを面白がるのは、たぶん自分のような人間だけだろうが) ふむ、どうやら12弦ギターについて多少の…

つづく。

…舟木一夫、都はるみ、加山雄三、よしだたくろう、五木ひろし、細川たかし、 近藤俊彦、田原雅彦、小泉今日子、長渕剛、竹内まりや、槇原敬之、 奥田民生、相川七瀬、大黒摩季、岡本真夜、宇多田ヒカル、倉木麻衣などなど 挙げだしたらきりがないほどのそうそうたる面々から いずれも1曲も入れられなかった。 これは一大事。 選ぶことの難しさを痛感した次第となった。 どうにもこうにも、不完全燃焼なもやもやが残るので、 100曲に達したものの、もうしばらく続けてみようと思う。 300名曲にするか、…

『想い出の渚』 ザ・ワイルドワンズ ~ 日本人の夏はノスタルジィでできている

… ワイルドワンズは、加山雄三の弟分、のような立ち位置にあるせいもあり、 グループサウンズのくくりに入れられることが多いが、 メンバー自身よる作詞・作曲・演奏で、現在でいうバンド形態にきわめて近いグループだ。 ビートルズの影響で、当時ブームとなった「グループサウンズ」だが、 その名称とは裏腹に、サウンドを倣ったものではなく、 「アイドルとしてのビートルズ」に倣った部分が多く 今聞いてみると、職業作家による楽曲を消化不良なアレンジで料理した、 「惜しい」曲が大変多い。 そんな中、…