…、 それでも、この『夜桜お七』という曲が、その意に反して 図らずも演歌というジャンルにひとつの引導を渡してしまったということに、 あえてちょっと触れてみたいと思う。 従来の演歌像に囚われない、革新的な作風に 新進気鋭の作家の仕業と思いきや、 作曲は三木たかし*2、編曲は若草恵*3という昔なじみの顔。 通常、演歌をポップスやロック寄りのアレンジにすると、 それはいわゆる歌謡曲になってしまうのだが 「夜桜」というキーワードをもとに、妖しいまでに幻想的な雰囲気に始まり、 ザビはまさ…
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