日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

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『洒落男』二村定一 ~ 流行は廃れる危険を考慮しないと、すぐに意味不明になる

…と、『リゾ・ラバ』(爆風スランプ/1989年/※試聴環境がないようです by)の 「♪えぐるような水着に恋に落ちた」なんてバブル時代の歌詞は その水着の形状を知っているからこそ成り立つのであって 知らない人からすると「ハイレグ」という言葉を教えてもらわない限り 何のことか調べることも困難なのだ。 話はどんどんそれるが、このページにも直接関係してくる、 映像・音楽媒体なんて特に移り変わりが激しく、まさに無くなったもののオンパレード。 たぶんオルゴールのようなものから始まった音楽…

『大きな玉ねぎの下で』 爆風スランプ ~ 純粋な少年が大人になる、通りゃんせ通りゃんせ

爆風スランプのボーカル、サンプラザ中野と云う御仁は つくづく不思議な歌い手で、 そもそも上手いのか下手なのかがよくわからない。 ・・・イヤ、もちろん上手ですよ? だけどなんて言うか、情緒の襞ひだというか、 そういうのをあまり感じさせない歌い方をしてくる*1。 平坦に歌うか、平坦に叫ぶ*2かどっちかという感じで、 この『大きな玉ねぎの下で』のような感傷的なバラードも 彼にかかれば、まるで他人ごとだ。 だけど、だけどそのブッキラボー加減が、 淡い恋心を砕かれた高校生*3の青い歌に…