日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見による日本100名曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

研ナオコ の検索結果:

『涙の天使に微笑みを』原由子 ~ 本当に自分の記憶違いなのか。いまだに世界を疑っている

…品かね。 何回か前に研ナオコ『夏をあきらめて』をやったばかりじゃないかね。 と、自分の内なる声が聞こえてしょうがない。 だいいち、この曲のイントロのピアノのフレーズなんて、 前年のサザンオールスターズ『太陽は罪な奴』と途中まで全く一緒じゃないか。 などと不届きな脳内悪魔の声までよぎるが、 桑田のノスタルジック・サウンドは、特に本人以外に歌わせると、 クセが消えて大変すばらしいものに出来上がるので、何とも捨てがたい。 まだまだこの後にも、高田みづえの『私はピアノ』(1980年/…

『夏をあきらめて』 研ナオコ ~ ナイスカバー? yes. ナイスカバー。

…ーのひとつがこれ。 研ナオコの『夏をあきらめて』。 オリジナルはご存じサザンオールスターズ。 当時のサザンはメジャーというよりは、イロモノ、キワモノ扱いに近く、 この曲ももともとはアルバムの片隅にある、 いわば知る人ぞ知る通好みの曲、という感じのものだったようだ。 それを時を置かずして研ナオコがカバー*2して一躍脚光を浴びさせた。 ところが、現代ではこの評価がすっかり逆転してしまっているように思う。 『夏をあきらめて』は、ベストアルバムにも入っているサザンの名曲の一つで、 研…

『洒落男』二村定一 ~ 流行は廃れる危険を考慮しないと、すぐに意味不明になる

…by) 『あばよ』(研ナオコ/1976年/オリコン1位/※試聴環境がないようです by) 『みちづれ』(牧村三枝子/1978年/オリコン8位/※試聴環境がないようです by) 『めだかの兄妹』(わらべ/1982年/オリコン3位/※試聴環境がないようです by) 『部屋とYシャツと私』(平松愛理/1992年/オリコン4位/※試聴環境がないようです by) 『からっぽ』(ゆず/1998年/オリコン4位/※試聴環境がないようです by) などが各年代の代表だろうか。童謡系を含めれば…

『夜桜お七』 坂本冬美 ~ 蜃気楼のごとく一瞬かいま見えた、演歌の明るい未来

… 代表作品(編曲)に研ナオコ『かもめはかもめ』(1978年/※試聴環境がないようです by)、欧陽菲菲『ラヴイズオーヴァー』(1982年/※試聴環境がないようです by)、辛島美登里『サイレントイヴ』(1990年/※試聴環境がないようです by)、ロスインディオス&シルビア『別れても好きな人』(1979年/※試聴環境がないようです by)、美空ひばり『愛燦燦』(1986年/※試聴環境がないようです by)、など多数 *4:あ、20世紀の歌じゃないや! *5:ティッシュオフとい…

『バン・バン・バン』 ザ・スパイダース ~ 脳内ババンバンがとまらない!

…聴はこの先から)、 研ナオコの『夏をあきらめて』(1982年/※試聴環境がないようです by )などいくつもあるが、 これが最大級。レコードを聴くと、なんだかしっくりこなくて、 クシャミが出そうで出ないときのような、もどかしさを感じてしまう。 だけども、いったん曲を聴き終わりさえすれば、 またもや頭の中で楽しく賑やかな「♪ババババンバーン」がはじまり、 脳内パワープレイ*1へと発展するのだ。 「♪ババンバン」 意味が知りたい★ここんとこ 深読み&ななめ読み とぼけた顔 とぼけ…

『想い出の渚』 ザ・ワイルドワンズ ~ 日本人の夏はノスタルジィでできている

…『夏をあきらめて』(研ナオコ/1982年/※試聴環境がないようです by) 、 「♪夏が過ぎ風あざみ 誰の憧れに彷徨う 青空に残された 私の心は夏模様」 『少年時代』(井上陽水/1990年/※試聴環境がないようです by)、 「♪こらえきれなくてため息ばかり 今もこの胸に 夏は巡る」 『真夏の果実』(サザンオールスターズ/1990年/※試聴環境がないようです by)、 「♪さよなら夏の日 いつの日も忘れないよ 雨に濡れながら 僕らは大人になってゆくよ」 『さよなら夏の日』(山…