やがて日本のポピュラー・ソングの王道がロック・ポップスに移り代わり、その傍流としてフォークやニュー・ミュージックが台頭してきた頃。
従来の古いタイプの楽曲は「歌謡曲」という新たなジャンル名を頂戴して、それはそれで独自の進化を遂げていった。
その中に、「ムード歌謡」という名を与えられた枝葉的なジャンルが発生した。
大雑把に定義するならば、ラテンのリズムに乗せて、コーラスグループが歌う歌謡曲を指すものということになる。
ムード歌謡は、歌詞の内容でさらに2系統に分けられ、オッサンらのグループが女心を歌いあげる系統と、地域を題材にした内容の系統とがある。
後者は「ご当地ソング」とも称され、ジャンルの絡み合いが激しくややこしい。
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