日本百名曲 -20世紀篇-

20世紀の日本の歌曲から、独断と偏見で100曲を紹介(500名曲もやるぜよ)

1901~1950

『東京ラプソディ』 藤山一郎 ~ 華やかさの裏に忍び寄る影

そもそもラプソディとは何ぞや、 という疑問が先に立つ。 ラプソディといえば、この1936年の『東京ラプソディ』をはじめ、 『ボヘミアン・ラプソディ』(クィーン/1975年/※試聴環境がないようです by) 『新しいラプソディ』(井上陽水/1986年/※試聴環境…

『東京音頭』 小唄勝太郎・三島一声 ~ 1932年生まれ、今なお現役。20世紀最大のヒット曲

「♪ハァ~」で始まる曲は数多くあれど、 その最高峰に位置し、いまだに盆踊りの代表曲であるこの曲は、 なんと1933年(昭和8年)のリリース。 三味線と小太鼓、合いの手の掛け声という、お座敷唄の様式をベースに、 太鼓と管弦楽伴奏を加えて音に厚みを持た…

『東京キッド』 美空ひばり ~ その音質は時代の音なのか

「♪右のポッケにゃ夢がある、左のポッケにゃチューインガム」 映画を見たことはなくても、 ズボンのポケットに手を突っ込んで歌う子役時代の美空ひばりの 映像とひっくるめてこの曲を記憶している人が多いのではないだろうか*1。 まさに自分がそうだ。 それ…

『長崎の鐘』 藤山一郎 ~ にわかな光明を瞬時に覆い尽くす闇

いうまでもなく、長崎での戦災をテーマにした曲。 直接的に原爆をしめす表現は一切出てこないものの、 誰もがそれを連想せざるをえない。 ということで、曲調も、歌詞も、何もかもが 重苦しい雰囲気を醸し出している。 とても美しいメロディーラインの曲なの…

『誰か故郷を想はざる』 霧島昇 ~ まるで縦横無尽の格ゲーコマンド

はじめてこの曲を知ったのは、どういうわけか夢路いとし・喜味こいし*1 の漫才だった。 小学生のころだったと思うが、TVの演芸番組*2をカセットテープに録って ラジカセやヘッドホンステレオ*3なんかで聴いていたのだが ほとんど前触れもなく、漫才のまっ最…