やがて訪れる浮かれたバブル期の到来を予感させるような、ラテン風でトロピカルな曲調(ファンク+ラテンで、「ファンカラティーナ」というらしい)とは裏腹に、
「いなせだね」
「目元流し目」
「粋なこと」
「め組のひと」
「気もそぞろ」
と、やけに古風な言い回しが目に付く。
視線の力や妖しげな笑顔といった魅力で、男たちを虜にしていく女を歌った歌だが、その容姿を具体的に表現する言葉はほとんど出てこない。
「髪に飾った花」「細い腰」という表現くらいで、水着姿なのかどうかすらわからない。
ただただ、江戸っ子的な表現で女をほめたたえている。
というよりも、本来は女性に対するほめ言葉とはあまり言えないような形容句が多用されているのが面白い。
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