いうまでもなく、長崎の戦災をテーマにした曲。
直接的に原爆を指す表現は一切出てこないものの、悲痛な歌詞とメロディーに、誰もがそれを連想せざるをえない。
曲調も、歌詞も、歌声も、何もかもが、重苦しい雰囲気を醸し出している。
とても、とても美しいメロディーラインの曲なのだが、、、とにかく重い。
高校の修学旅行で、長崎の原爆資料館に連れていかれた時のこと。
その直前に立ち寄った文明堂の工場見学にて、土産コーナーの試食カステラを、出て来るそばからハイエナが群がるがごとく皆で食い尽くし、物欲しそうにお代わりを待つ──だれも口に出して催促はしないのだが、試食コーナーの前に雁首揃えて立ち尽くす高校生たちの無言の圧力により、しぶしぶお代わりがもたらされる──など、行く先々で迷惑をまき散らし、道中のバス車内でもガイドさんの話もろくに聞かずに散々ふざけあっていた、我らバカ一同だったが、原爆資料館を後にした車内の、重苦しい空気と言ったらなかった。
それまでの騒々しさが嘘のように、誰も一言もしゃべらないんだもの。
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